植物油と病気の関係、最新研究から見えたこと
こんにちは、ともこです。
前回の記事では、
植物油をやめてみたら
体がラクになった、
という私自身の体験を
お話しました。
むくみや疲れが軽くなったり、
体重が落ちやすくなったり…
なんとなく「いい感じ」
になっていったその変化を、
今も穏やかに感じています。
でも植物油が実際
体にどの様な作用があるのか
深掘ってみようと
少し調べてみたんです。
最新の研究が教えてくれたこと
今年発表された海外の研究で、
植物油に多く含まれる
「リノール酸(オメガ6脂肪酸)」が、
がんの進行に関わっている可能性がある
という報告がありました。
特に注目されたのは、
三陰性乳がんという
進行の早いタイプのがん。
マウス実験では、
リノール酸を多く含む食事によって、
FABP5というがんの
増殖に関わるたんぱく質が
増えていたそうです。
実際に、
がん患者さんの血液や腫瘍からも
このたんぱく質が
高いレベルで検出されていた、
とのこと。
もちろん、
人間への影響はまだ研究段階ですし、
植物油=悪、
という単純な話ではありません。
でも私は、
「なんとなく体に良さそう」で使っていた油が、
本当に自分の体に
合っていたのかどうか?
を、改めて考える
きっかけになりました。
リノール酸は体に必要。でも、摂りすぎが問題
リノール酸(オメガ6系脂肪酸)は、
体にとって必要な脂肪酸。
ですが、
現代の食生活では
明らかに摂りすぎている
と言われています。
特に加工食品やファストフード、
お惣菜、スナック菓子などに
多く使われている
精製植物油には、
このリノール酸がたっぷり。
それに対して、
体の炎症を抑える
オメガ3系脂肪酸(青魚や亜麻仁油など)
は圧倒的に不足気味。
このバランスの崩れが、
がんや心臓病、アレルギーなどの
慢性炎症性疾患に
つながると考えられています。
私が実際に変えてよかったこと
・植物油をキッチンから無くし家では控える
・炒め物の代わりに、蒸し料理や汁物中心のメニューに
・魚や肉から自然な脂を摂るようにした
・味付けはシンプルで、塩、醤油、お酢、味噌、塩麹やスパイスなどで楽しむようにした
たったそれだけのことなのに、
「疲れにくくなった」
「むくみづらくなった」
「肌の調子が安定している」
そんな実感が、じわじわと続いています。
☁️最後に
私たちの体は、
毎日食べているものでつくられています。
ちょっとした油の見直しが、
実は体調やホルモンバランス、
老化のスピードにまで
関係しているかもしれない——。
そう思うと、
「油の選び方」はやっぱり大事な
習慣のひとつだと感じています。
体質や症状にもよるので
人によっては
完全にやめる必要はないけれど、
「今、私が摂っている油は、
本当に体がよろこんでる?」
そんな問いかけを、
たまにしてみるのも
いいかもしれません。
ではまた〜
参考リンク
Common Cooking Oils Linked to Breast Cancer Growth
https://www.science.org/doi/10.1126/science.adk1833
